ワールドワイド対応とは、世界各国でご使用できることです。日本では、家庭用コンセントから供給される電圧は100V,50/60Hzですが、他の国々ではそれぞれ電圧値(V)異なります。
例えば、米国では120V,60Hzで一部の機器については日本と同じものが使える場合もありますが、オーストラリアでは240V,50Hz、中国では110Vまたは220V 50Hzなどと、日本国内のみに対応した機器ではそのままですと間違いなく使うことはできません。

弊社ミクロパワー製品でパッケージに「240V・ワールドワイド対応」と記載されている製品は、日本国内だけでなく、海外の240V入力に対応したスペックを持っていますので、変圧器を使わなくてもそのまま海外でもご使用頂けます。

ただし、コンセントのプラグ形状が各国で異なりますのでご使用の際は変換プラグが必要となりますのでご注意下さい。

ミクロパワー製品は各種安全基準に基づき、各PDA機種用に専用設計しております。

電気製品の安全基準を設定・認可する機関は、日本では経済産業省(旧通産省）が行っており、ミクロパワー製品はここで設定された安全基準を満たしたものが製品化されています。

日本では家庭用電源は100Vと設定されているため、認可は日本での入力最大値の120Vの対応が可能という意味でACアダプター裏面の記載には120Vまでの表記となりました。（ACアダプターが240V入力をサポートする性能であっても、製品の認可においては120Vまでしか表記されない）

ACアダプターは使用時に発熱を伴うため、安全基準が厳しく設定されています。安全基準をクリアし認可を受けた製品でしか販売することはできません。安全基準を満たした製品には「PSE」が表記され販売されます。これは、安全性が認められた製品である、といえるのです。ミクロパワー製品にはすべてPSEが表記されています。

本体の本来のスペックは240V入力が可能なため、パッケージにおいて「240V・ワールドワイド対応」として出荷しています。

※ご注意 240V対応製品にはパッケージに、「240V・ワールドワイド対応」とシールで表記しています。
パッケージに「240V・ワールドワイド対応」シールがない製品は「120V」までの対応ですのでヨーロッパをはじめとした海外でのご使用は変電圧器が必要になります。

ミクロパワー製品は携帯性を重視した小型、軽量化をテーマに開発を行っています。しかしACアダプターの小型化は、発生可能な電力量に限りがあり、出力が大きい機器には対応しきれない場合があります。

240V対応製品は、PDA本体があまり大きな電力を必要としない機種に採用されています。出力電力量を低く設定できるため、入力電圧値の許容量を多く設定することが可能だからです。

120V対応製品は、PDA本体に大きな電力を使用する機種や、電力を供給するポート、メモリー等をもつPDA製品に採用しています。 動作の安定性を確実にするためや、電力のオーバーロードの危険を回避することを考慮して入力電力を抑えています。

ミクロパワー製品でのノートパソコン用ACアダプターの発売は予定していません。
ミクロパワー製品は携帯性を重視した小型、軽量化製品でPDA機種などの電力を多く消費しない機種に最適化されています。

ノートPCはPDA機種と比べ、CPU、ハードディスク、液晶ディスプレイ、バッテリー等に多くの電力を必要とします。単純な比較においてB5ノートパソコンではPalmデバイスより5倍近く電力を消費しますので、ミクロパワーの標準スペックではノートパソコンへの対応は難しいといえるのです。

ミクロパワー製品は各PDA機種専用です。他の機種との互換性はありません。対応機種を確認して専用のACアダプターをご使用ください。

各社よりリリースされていますPDA機器は、電圧値、電力値が同じものはほとんどありません。
ミクロパワー製品は、個々のPDAの入出力特性を各機種用に設定した専用設計となっています。
また、プラグ形状（PDAに接続する端子部分）も各機種専用に整形しています。
他にも同じメーカー製のPDAであってもプラグ形状、電圧値が違う場合があるため、互換しない機種も存在します。